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【体験談】サラリーマン家庭の闘病生活にかかる費用【がん】

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バンガード五郎です。

 

 『ちびまる子ちゃん』の作者として知られる漫画家・さくらももこ氏が、乳がんのために亡くなりました。53歳という若すぎる死でした。しかも10年以上闘病されていたということです。ご冥福をお祈りいたします。

実は私の嫁(花子)は7年前から大腸ガンによる闘病生活を続けています。これまで手術すること6回、抗がん剤治療は数知れず。花子は本当によく頑張っていると頭が下がります。一般に日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっていると言われますので身近に似たような方がおられるかも知れません。そして長期にわたる治療ではたくさんのお金が必要になってきます。後述しますが高額医療費制度が私にとってあまり助けになっていません。

 

花子がんと診断される

2011年3月、数週間前から腹痛で便が出にくいということで、診察に行ったところ。病院からすぐ私に連絡を取ってほしいと言われたそうです。すぐに向かったところ担当医より病状について知らされました。ステージ4の大腸がんで他の臓器にも転移している可能性が高いということでした。そしてその日のうちに即入院となってしまいました。その日の晩は子供に飯を食わせて寝かせたあと、1人病気について調べて絶望感から途方に暮れました。私自身が10歳で実母をがん亡くしており、またかという気持ちでした。

 

家族が大病にかかると

もちろん闘病している本人が1番大変なのは間違いありません。しかし入院→死亡して母親が突然いなくなることで、家の中は突然暗くなります。しかも今まで母がやっていたことを残されたもので分担しなければいけません。父もサラリーマンでしたし、私の下にはまだまだ手のかかる幼稚園に通う妹もいました。そこで私に与えられた仕事はお風呂掃除と掃除機をかけることでした。最初は大変でしたが毎日6時に起きて中学を卒業するまでやり遂げました。余談ですが父親の作るご飯がとにかく不味くて、でも妹の手前文句も言わず食べたように記憶しています。同様の体験をした今ではその当時父親は本当によくやっていたなと感心するばかりです。

 

花子の今は

普通に生活していますし病状は安定していますが、2週間に1度は日帰りで抗がん剤治療を受けています〔病院で点滴を受け、そのまま持ち帰り2日かけて点滴をする〕。そしてこの治療に1回あたり7万から8万の治療費が必要です。よって毎月15万程度は医療費を支出しています。この金額は私の手取り月収の実に4割ほどになるため、その他の支出を計算するとどう考えても毎月が赤字です。

 

生命保険会社について

花子は保険に入っていますが、古いタイプのものであくまで入院や手術による費用を保障してくれるだけで、日帰り(通院)での治療は対象外となっています。一方現在の新しいタイプのガン保険ではこういった治療も対象となっているものがほとんどです。医療も日進月歩で昔は入院して受けていた抗がん剤治療も今や通院で受けれるようになり、保険も後追いで進んできているようです。経験から言えることは、がんは明確な自覚症状がほとんどないため、見つかった時には手遅れになることが多いです。40歳を過ぎたら、定期的に人間ドックで診てもらうことをすすめます。料金は高いですがお金で安心を買うと思えば必要なお金だと思います。市報などで告知される格安の診断でも構わないと思いますが、特定の病気に限ったものが多いので総合的に考えるならきちんとした病院で人間ドックを受ける方がいいと思います。また必要最低限の保険にも入っておくべきです。あとあと困らないためにリスクは軽減しておきましょう。

 

私がお世話になっている病院の人間ドックの料金体系です。

人間ドック | 兵庫医科大学 健康医学クリニック

 

高額医療費制度

個人の年収や年齢により1ヶ月の支払い医療費の上限が決められており、上限を超えるものについては協会けんぽに申請して払い戻しを受けることができます。

注意したいのは、世帯の家族全員分が対象で、1医療機関で月間2万円以上の支払いをしたものだけ合算できます。また月の集計は毎月1日~月末になります。よって月をまたいで入院した場合、領収書も2枚になるはずですので別々の月として計算しなければいけません。その他年間複数回限度額を超えた場合は更に限度額が低くなります。ちなみに私の場合は年収から毎月の支払い限度額が167,000円ほどとなりその金額を超過した部分だけしか返ってきません。手続きが面倒な場合、サラリーマンであれば総務課に相談して社労士などが対応してくれるかも知れません。リンクを貼りますので詳しくは協会けんぽのホームペジをご覧ください。

 

高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

確定申告/医療費控除の申請 

本来会社勤めのサラーリーマンのですと年末調整しますから確定申告の手続きは必要ありませんが、医療費の支出が多いと医療費控除の確定申告をすることで還付金が返ってきます。つまり払い過ぎた税金が返ってきます。当方も10万円以上返ってくる年もありました。確定申告は何年もやっているので慣れてしまいましたが最初は時間がかかりました。また5年前までさかのぼれるはずなので時間的余裕はありますので忘れずにやっておきましょう。

昨年度向けですが、ここが一番わかりやすかったです。

allabout.co.jp

 

経験者からアドバイス

病気や事故はいつ起こるかわかりません。うちのように貧窮に強いられて生活をつめるのではなく、自発的、積極的に勤倹貯蓄につとめて有事に備えてほしい。

投資先のリスク管理も大切ですが、それ以上に自分やパートナーの身体のリスク管理も考えること。40歳を過ぎたら人間ドックなどで定期検査しましょう。料金は決して高くありません。健康がすべての基ですから。

モノにもよりますが、がん保険は入っておいたほうがいいでしょう。価格コムでがん保険を調べてランキング上位にあるようなものはまず間違いないです。ただし現在の治療法に対応した「通院保障プラン」が入ったものを選ぶようにしましょう。最後に医療費制度や医療費控除などは必ず申請して払い過ぎを防ぎましょう。

 

  

投資にリスクはつきものです。自己責任でお願いいたします。