バンガード五郎 ETFを買う

バンガードの低コストインデックスファンド・ETFをバイ&ホールド

【少額投資非課税制度】NISA投資の出口戦略を考えてみた

f:id:iceman893:20180916162603j:plain

2018年のNISA枠にまだまだ余裕のあるバンガード五郎です。

さて、今回は今年から投資をはじめたNISA口座の行く末について考えてみました。

 

※ここでのNISAはつみたてNISAではなく通常NISAのことを指しています。

NISAとは

NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。

f:id:iceman893:20180916150611p:plain

(出典:金融庁HP)

特定口座や一般口座では譲渡益と配当金に20.315%が課税されますので、私のような少額投資家には非常にお得な制度といえます。

NISA運用のイメージ

f:id:iceman893:20180916151145p:plain

(出典:SBI証券)

今年からNISA枠で投資を始めた場合、2018年も入れて合計5年なので2022年末まで非課税で運用できます。ですから2022年末には課税口座への移管かロールオーバーのどちらかを選択する必要があります。幸い今年になりロールオーバーの上限が従来の120万円から上限が撤廃されましたので、投資家にとってはより使いやすくなった印象です。

 

シミュレーション

例:2018年に120万をNISAで投資します。運良く5年間の運用で2022年末に170万になりました。

①ロールオーバーを選択

2023年のNISA枠を使って170万円分全額ロールオーバーします。しかし120万を超えているため2023年は新たに投資できるNISAの枠はありません。投資をする場合は課税口座を使う必要があります。

②課税口座へ移行

課税口座へ移行してその後も持ち続けて値上がりした場合、2022年末の評価額170万円が基準となり190万まで値上がり売却すると190万−170万=20万円に20.315%課税される。

③一部をロールオーバー

これは①と②の合わせ技でハマれば破壊力バツグンなのですが。

値上がりしそうな分をロールオーバーして、値下がりもしくは維持が見込まれるものを課税口座に移すか売却するというものです。そうは言っても株価の上げ下げなんて予想できませんから、例えば5年目以降もキャピタルゲインが見込めるものはロールオーバーして、BNDのような値動きの少ない債権ETFを課税口座に移すか売ってしまうということになるのでしょうか。

 

ロールオーバーか課税口座へ移すか

今のところロールオーバーしようかなと軽く考えていますが、制度開始からちょうど5年が経ち、2014年にNISAでの投資を開始した投資家は、2018年末に最初の選択を迫られることになります。そんな中、制度が複雑な上に制度変更も度々あり、きちんと理解できてない投資家もおられるようです。

一方、今年から投資を始めた私のような場合は諸先輩方の動向を見ながら考えることができる点はラッキーです。しかし後発ですので制度開始から投資している人に比べると投資期間が短くなってしましますが・・・

現行制度は2023年までと期間が区切られていますから、最長でも2023年の投資分が5年後を迎える2027年いっぱいでNISA制度は終わりということになります。つまり2018年の投資分までしかロールオーバーはできないのです。(あくまで現状は)

しかし金融庁も手探り状態で、制度開始から数年でジュニアNISAやつみたてNISAの新設し、加えてロールオーバーの上限金額撤廃のような制度改正や投資金額の変更など目まぐるしく変わっていますから、今後は2023年までという期限についても変更になる可能性はあります。

最後に、個人的にはNISAが恒久化になれば嬉しいですが、つみたてNISAの20年非課税との絡みもあるのでそう簡単ではないと思います。しかし今後も何らかの変更は必ずあるはずです。そして投資家の皆さんにとってより使い勝手の良い制度となることを望みます。いずれにせよ今後もNISA関連の制度改正についてのニュースには注意を払い、機会損失を防ぐようにしましょう。

 

 

注意:NISA口座であっても海外の株式やETFの譲渡益や配当金に課税される場合があります。また制度を誤解して間違ったことを書いているかも知れません。以上2点については自己での確認をよろしくお願いいたします。 

 

C55さんの分かりやすいNISA解説です。

www.c55hero.com

 

 

投資にリスクはつきものです。自己責任でお願いいたします。