バンガード五郎 ETFを買う

バンガードの低コストインデックスファンド・ETFをバイ&ホールド

分散投資のポイントをおさらい

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バンガード五郎です。

私の投資方針は長期・分散・低コストです。

長期運用する場合、コストは重要です。より低コストのインデックスファンドやETFを選択する必要があります。自身で株価を動かすことはできませんが、コストは自身でコントロールできます。そして“分散”についても投資家がコントロールできる部分です。

先日のような急落の局面では、ヒヤリとされた方も多いでしょう。

ということで、改めて分散投資のポイントについて確認しておきたいと思います。

分散投資とは

一言で分散投資といっても、“分散”には色々な意味を含んでいます。

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1.資産(銘柄)を分散

昔から株式投資では「卵を一つのカゴに盛るな」という格言が使われます。

持っているすべての卵(自分の資産)を一つのかご (金融商品)に盛ると、そのかごを落とした時に全部割れてしまう可能性があります。

しかし、複数のかごに分けて卵を盛れば一つのかごを落としてしまっても、他のかごの卵は影響を受けずに済むという教えです。

投資対象となる資産や、株式等の銘柄には様々なものがありますが、それぞれの資産・銘柄は、常に同じ値動きをするわけではありません。例えば、一般的に、株式と債券では、市場動向に応じて異なる値動きをすることが多い(例えば株式が値上がりするときには債券が値下がりする逆相関の関係)と言われています。

↓逆相関の例(NYダウとNY金の推移)

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上記は極端な例かもしれませんが、こういった値動きの違う資産を組み合わせることによって、一方が下がっても、もう一方が上がるというように、マイナスを補う効果が見込めます。一つの会社の株しか持っていなかったり、同じ業種ばかりに偏っている場合、すべての資産が同じ動きとなりリスクが高まります。異なる値動きをする資産や銘柄を組み合わせて投資を行うのが「資産・銘柄の分散」の基本です。

↓相関係数について(野村證券)

www.nomura.co.jp

↓なお、相関係数の算出方法はEXCELで簡単にできるようです。

[相関係数の計算方法] by 投資の金メダル

 2.地域の分散

次に、複数の国や地域にも投資先を分けることで、もしどこかの国でなにか地震や戦争などがあったとしても他の国にも投資をしておけば資産が減ってしまうリスクを回避することができます。このことは、外貨で投資することにより、通貨を分散することにもなるため、為替リスク・金利リスクを抑えることができます。

 

↓過去15年の投資カテゴリー別年次リターン(出典:バンガード社HP)

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前項で書いたとおり、好調な投資カテゴリーはその年によってころころと変わります。同様に地域においても 明確なパターンがない為、どこがいつ伸びるかなどは予想できません。ですので、地域分散ということでは、これ一つで世界をまるごと買えるバンガード・トータル・ワールドストックETF【VT】などの商品に投資するのが賢明と言えます。

 3.時間の分散

最後は時間の分散です。先週のようにマーケット全体が値下がりする局面では、いい企業の株式も悪い企業の株式も値下がりしてしまいます。そのため、一度に投資するとたまたま値段が高いところで投資して大きく値下がりしてしまうリスクがあります。

投資時期を分散することにより高値掴みによる元本割れのリスクを回避し、購入単価を平準化することができます。つまり時間分散投資は『卵を一度にカゴに盛ってはいけない』と表現できます。

また、時間分散投資をするのに最適な方法が『つみたてNISA』に代表される定期積立サービスです。毎月一定金額を自動的に投資していくので購入価額を分散することができます。また積立設定だけしておけば、自分でタイミングを計らなくても済むのでマーケットが激しく変動していてもマイペースで投資を継続することができます。

 

まとめ

以上“分散投資”のポイントについておさらいしました。

筆者はリスクを承知の上で米国株に集中投資しています。アメリカが風邪を引いたら日本がくしゃみをするなどと言われますが、日本が風邪を引いてもアメリカはびくともしないと思っているからです。(その他にも米国に集中投資するきちんとした理由はあります)

しかし、基本は広く地域を分散して投資することです。また債券など相関性の低い資産と組み合わせることによって、リスクを低減できることにもなります。私のような少額投資家は10%資産が減っても金額は知れていますが、1億円の資産を運用する人は1,000万円減ることになります。年齢や資産の大小によって債券比率を上げるなどの対応は必要でしょう。

お手本としてウェルスナビのポートフォリオ例をあげますが、VTI、VEA、VWOで世界分散されています。また債券や金、不動産と資産クラスをきっちりと分散しています。手数料が高いという議論は別として、個人で投資する場合でも大いに参考になる部分があります。

↓ウェルスナビのポートフォリオ例

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但し、これから資産を増やそうという資産形成の初期段階では分散投資することで、確かにリスクは低減されますが、同様にリターンも抑える結果になるということも忘れないでおきましょう。自身のリスク許容度を十分に理解した上で、有効な分散投資を心がけましょう。

 

皆さんご安全に!

 

 

投資にリスクはつきものです。自己責任でお願いいたします。